近年、「ワークライフマネジメント」という言葉が注目を集めています。
ワークライフマネジメントは、ライフステージに応じて仕事とプライベートが充実するよう、自ら積極的に働き方をマネジメントすることです。
似たような言葉に「ワークライフバランス」があります。ワークライフバランスは、仕事と生活の調和を指します。仕事と生活のバランスを取るという意味なので、バランスを取るために仕事の割合を減らしたり、私生活の趣味の時間を削ったりと、多少犠牲のもとでなりたつことが多くなってしまいます。
それに対しワークライフマネジメントは、「残業にならないよう計画的かつ効率的に業務を進める」「家事の効率アップのために便利なサービスを活用する」など、目的のためにより計画的かつ前向きに行動することです。つまり、より仕事と私生活を充実したものにするため、自らをマネジメントしていこうという働きのことを指します。

ワークライフマネジメントで大事なのは、先述の通り、自分を自分でマネジメントすることです。これまでは会社や周囲に合わせた働き方が当たり前でしたが、今後は誰かに依存せず、自分自身ののぞみを叶えるため、働き方をマネジメントしていく必要があるでしょう。
そして、仕事と私生活の充実を妥協しないことも大事です。どちらかを犠牲にしてバランスをとるやり方しかないと思い込まず、両方充実させる道を模索しましょう。

企業においても、ワークライフマネジメントを推進するところが増えています。
従業員が自らをマネジメントし、イキイキと活躍できるようになれば、その会社自身も大きく成長していくでしょう。